2004年8月5日

夏期休暇のお知らせと御礼

2004年8月5日
8月9日~8月14日は夏期休暇のため休診とさせていただきます。5月17日の開院以来、多くの患者様に当院を御利用いただきスタッフ一同感謝致しております。


もうすぐ開院から3ヶ月となりますが、当院を子作りの手段として選択していただいたにもかかわらず、未だに妊娠を成立させてあげられない患者様には誠に申し訳なく思っております。私見としましては、今まで隠されていた病態があまりにも多く、そこのリズムを取り戻すことに時間がかかってしまっている事と、排卵誘発、人工受精、体外受精と治療のみが先行されてしまっていることで、メンタル面でのストレスを抱えている患者様も随分と多いように感じられます。不妊治療を行っている患者さんは子連れの患者さんや妊婦さんと待ち合いが一緒になるのがいやだと言う話はインターネット上ではよく耳にしますが、このような精神状態はかなりな重症です。不妊治療はあくまでも自分自身が妊婦さんになることが目的であるのに、妊婦さんに嫌悪感を抱く状態を抱えている限りその患者さんの妊娠の成立は困難を極めます。私自身は不妊治療の専門医でありますが、当院は妊婦さんになることが目的である以上、不妊治療の専門病院にする予定は将来的にもありません。ある人は、妊婦さんになる為に人工受精や体外受精を選択し、ある人は女の子を妊娠しようと工夫をする、またある人は子供ができては困ると避妊を行う、今後もそんな人それぞれの悩みに平等に対応していきたいと思っております。

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