2011年3月7日

子宮頸癌予防ワクチンに関して

2011年3月7日
厚生労働省より以下の通達がありました


*子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の円滑な実施について

 子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の実施については、平素より格段の御協力 を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、今般、子宮頸がん予防ワクチン製造販売業者からの当該ワクチンの供給量が 逼迫しているとの連絡を受けたところです。
子宮頸がん予防ワクチンの供給については、市場流通に基づいており、製造販売業 者によれば、当初は十分な供給量が確保されているとのことでしたが、急速な需要の 増大に対応できず、供給不足となり、出荷の制限等を実施しているとのことです。
 このため、厚生労働省としては、早期に供給不足を解消するため、引き続き、製造 販売企業に対し、安定供給の確保に努めるよう要請していくとともに、子宮頸がん等 ワクチン接種緊急促進事業の円滑な実施を確保するため、「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の実施について」(平成22年11月26日健発1126第10号厚生労働省 健康局長通知及び同日付け薬食発1126第3号医薬食品局長通知)を改正することも 含め、以下のような方針で対応する予定ですので、管内市区町村等への周知方お願い いたします。

              記

1 今年度に事業を開始し高校1年生を事業の対象としている市町村においては、平 成23年3月末までに1回目の接種をできなかった高校1年生が、平成23年4月 以降に1回目の接種をした場合であっても、当分の間、事業の対象とできることと する。

2 ワクチンの供給状況を踏まえ、当分の間、初回の接種者への接種を差し控え、既 に接種を開始した者への2回目・3回目の接種を優先するよう、市区町村及び関係 機関にお願いする。
                           以上

 業者さんによれば8月頃には、量産が見込めるとの事ですが、先週末より急遽そのような状況となり、受付を始め、予約のお断り等で混乱致しております事をお詫び申し上げます。

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